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3年ほど前、7,000円ほどのコーヒー道具を買いました。直火にかけてエスプレッソを淹れる、モカポットという道具です。
7,000円。安くはありません。少し迷いました。
でも私が買った理由は、節約ではありませんでした。おいしいカフェラテを、家でも飲みたかったからです。
3年たった今、あらためて計算してみました。結果は、思っていたのとは少し違うものでした。
まず、1杯いくらなのか計算しました
我が家では、カルディのコーヒー豆を使っています。200gで1,274円のものです。1回に使う量は15gほど。

計算すると、1杯およそ133円でした。
- コーヒー豆15g … 約96円
- 牛乳150ml … 約38円
- 合計 … 約133円
カフェのラテを500円とすると、その差は1杯あたり約367円。並べてみると、思っていたよりずっと大きな差でした。
でも、カフェ代はあまり減っていません
ここが正直なところです。
私はもともと、カフェに行くのは月に2〜3回ほどでした。仮にその全部がおうちに置きかわったとしても、浮くのは月1,000円ほど。
7,000円の道具の元が取れるまで、計算上は約7か月かかります。3年使った今なら3万円ほどの差になりますが、「買ってすぐ元が取れる」という話ではありませんでした。

じゃあ、そんなにお得ではないってことですか?

数字だけ見るとそうなんです。でも私が実感している価値は、そこではありませんでした。
変わったのは、カフェ代ではなく「回数」でした
買ってから起きた変化は、私の予想と違いました。
カフェに行く回数は、たしかに少し減りました。「おうちでも飲めるし」という気持ちがあるからです。でもそれ以上に大きかったのは——
カフェラテを飲む回数そのものが、増えたことでした。

以前は「飲みたいな」と思っても、わざわざカフェに行くほどでもない、と我慢することがありました。500円は、毎日出すには少し高いからです。
でも1杯133円なら、その迷いがなくなります。飲みたいと思ったときに、そのまま淹れられる。我慢しなくてよくなったんです。外食も同じで、枠を決めれば罪悪感なく楽しめると感じています🍀
回数を増やしても、支出は増えませんでした
数字にすると、これがよく分かります。
| 飲む回数 | おうちで | カフェなら |
|---|---|---|
| 週2回(月9杯) | 1,144円 | 4,300円 |
| 週3回(月13杯) | 1,716円 | 6,450円 |
| 毎日(月30杯) | 4,005円 | 15,050円 |
たとえば毎日飲んでも、月4,005円。同じ回数をカフェで飲んだら15,050円ですから、1万円以上の差になります。
つまり、回数を増やしても、以前より支出は増えていないということです。むしろ楽しみは増えました。
7,000円を、どう考えるか
この道具を「高い」と感じるか「安い」と感じるかは、何を基準にするかで変わります。
ちなみに私が使っているのは、ビアレッティのモカエキスプレス2カップ用です。直火式で電源がいらず、部品も少ないので、3年たった今も現役です。
ビアレッティ モカエキスプレスを楽天で見る節約のために買ったわけではない
「飲みたいときに我慢しなくていい」状態を買った
結果として、3年で3万円ほどの差にもなっていた
もし「毎月いくら浮くか」だけで判断していたら、私はきっと買わなかったと思います。月1,000円のために7,000円を出すのは、少し勇気がいりますから。お金で時間や快適さを買う考え方は家事代行と時間単価の記事にも書きました。
でも実際に手に入れたのは、お金の節約ではなく、我慢の解除でした。飲みたいときに飲める。それが3年続いています。
まとめ:元を取るために買ったのではありませんでした
カフェ代は、劇的には減っていません。私のカフェ通いは、もともと月2〜3回でしたから。
でも1杯133円で飲めるようになって、飲みたいときに飲めるようになりました。我慢する必要がなくなった。これが、私にとっていちばん大きな変化でした。
お金の使い方には、「いくら節約できるか」で測れないものがあります。我慢をひとつ減らすために使うお金も、後悔しない使い方のひとつだと思っています。
不安は、数字にすると『やることリスト』に変わります。 気になっているものがあるなら、まず1杯あたりいくらになるか計算してみてください。家計全体を数字にするならキャッシュフロー表が役に立ちます😊
※価格は2026年8月時点のものです。豆や牛乳の値段、使う量によって金額は変わります。



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