家庭教師の体験授業を受けました|90分の中身と、料金の5つの内訳

家庭教師の体験授業。90分で何をするのか、いくらかかるのか。 子育て

家庭教師の体験授業を申し込もうか、迷っていませんか。

無料と書いてあるけれど、そのまま契約することにならないか。断れるのか。結局いくらかかるのか。——申し込みボタンの手前で止まる理由は、だいたいこのあたりじゃないでしょうか。

中学3年生の下の娘は、塾に行かずにここまで来ました。「塾に行ってもいいんだよ」と言っても、「結局、勉強するのは自分でしょ」と返ってくる。ずっとその調子でした。

その娘が、受験まで残り5か月になって、自分から「家庭教師の体験を受けてみる」と言いました。先日、体験授業を申し込みました。この記事は、その記録です。

上の娘の大学受験では、家庭教師を1年お願いしています。家庭教師はこれが2回目です。今回は上の娘と違うところにお願いしてみました。中学受験・高校受験を得意としていると書いてあったからです。

この記事には、90分で実際に何をするのか/料金体系/断れる雰囲気だったのかを、忘れる前に書きます。読み終わるころには、申し込む前に知りたいことが一通り分かります。

先に、体験授業の結果を書きます
  • 体験は90分程度。家に来てもらいました
  • 子どもが親しめるよう、趣味や好きなことから話し始めて、少しずつ引き出してくれる感じでした
  • 料金体系は分かりやすいです(入会金・保証料・月額サポート料・授業料・交通費)
  • ひとり親の支援で、入会金が半額になりました
  • 先生は本人の希望と相性を見て選んでもらえます。教科を決めなくても、全教科みてもらえます
  • 合わなければ無料で先生を交代できます(次が見つかるまで1〜2週間空くことも)
  • 押し売りはありませんでした
読者さん

無料体験と書いてあるけど、そのあといくらかかるのか分からなくて…。

miho

そこは私も知りたかったところです。説明された内訳を、全部書きました。

説明会に行くほど、娘の勉強への向き合い方が変わりました

きっかけは、私立高校の説明会と個別相談でした。

滑り止めとして考えていたのは、私立の併願推薦です。ところが、条件に合う高校が、なかなか見つかりません。

見つかっても、次の問題が出てきます。

  • 勉強に力を入れているコースは、8時間目まで授業がある。娘は部活を続けたいので、両立が難しい
  • 部活の環境がいいところは、勉強の面で希望に合わない
  • 今年は推薦の基準が上がっていた。そもそも届かせるのが大変

つまり、どこかを我慢して選ぶか、2学期の内申点をかなり高く取りにいくか。そのどちらかでした。

説明会に行けば行くほど、この現実が見えてきます。

そして娘が出した答えが、これでした。滑り止めをあれこれ考えるより、今は第一志望の合格に向けて精一杯やる。

志望校が決まったというより、勉強への向き合い方が変わったのだと思います。残りはあと5か月です。

娘が塾も家庭教師も断り続けていた理由は、あとから聞きました。お金の話でした。くわしくは塾なしで高校受験、それでもお金はかかりましたに書いています。

体験授業の90分は、話題を広げて上手に引き出してくれる時間でした

家に来てもらいました。来てくれたのは、初回の授業と説明を担当している社員の方です。慣れている方でした。

順番していたこと
① はじめの時間どんな子なのかな、という感じで、興味のあることや好きなことから話題を広げてくれました
② 今の位置を確かめるふだんの勉強の様子、志望校、模試の結果を見ながら、今どのあたりにいるのかを確認
③ 少しだけ授業模試で間違えた問題を、実際の授業の形で解いてみる
90分。いきなり勉強の話から入らず、自然な流れでした。

ちょうど模試を受けたばかりだったので、その結果を見てもらえたのがよかったです。

③の「少しだけ授業」には、これから担当する先生を選ぶために、その子の理解の仕方を確かめるという意味もあるそうです。性格や理解度に合わせて先生を決めるので、そのための時間でもありました。

娘は、この授業の内容に満足していました。

塾ではなく家庭教師になったのは、本人がその形を望んだからです

本人が望んだ形が、家庭教師でした。

性格的に、自宅がいちばん安心できる場所なのだと思います。図書館や市のフリースペースも勧めてみましたが、自宅が一番いいとこれまでもほとんど自宅で勉強していました。

だから、家に来てもらえること自体が、この子には向いているのだと思います。

親の側から見ても、いいところがありました。

  • その日の様子を、その場で聞ける。これが最大のメリットです
  • 生活のリズムが崩れない。これは本人にとっても、親にとってもです
  • 周りに気が散らない
  • 送り迎えがいらない。夜に車を出さなくて済みます
miho

終わったあとに「どうだった?」とすぐ聞けるのは、思っていたより大きかったです。

ただ、仲間と切磋琢磨するタイプの子は、塾のほうが伸びることもあります。同じ家の姉妹でも、向いている形は違いました。こればかりは、その子の性格によります。

料金は、5つに分かれていました

お金の話も、ひとつずつ丁寧に説明してもらえました。「月謝いくら」という一本の数字ではありません。

かかるお金内容
入会金最初に1回だけ
保証料やめるときに戻ってくるお金
月額のサポート料毎月かかる
授業料実際にやった時間に応じて(時間あたりの金額が決まっている)
交通費来てもらうたびにかかる
我が家が説明を受けた内訳です。会社によって項目は変わります。

月謝だけを見ていると、家計の見通しがずれます。授業料は「やった時間の分」なので、テスト前に回数を増やせばその月は増えます。交通費も毎回かかります。逆に、保証料は戻ってくるお金です。

払い方はこうなっていました。入会金・保証料・2か月分のサポート料を、先に振り込み。そのあとは、実際にやった時間分の授業料を月ごとに払います。

ひとり親の支援で、入会金が半額になりました

説明を聞いているときに、ひとり親家庭への支援があり、入会金が半額になると教えてもらいました。

これは、あるかどうかを知らないと使えないお金です。児童扶養手当や就学援助と同じで、制度があること自体を知らなければ、そのまま通り過ぎてしまいます。

miho

体験に行くときは、「ひとり親の割引はありますか」と聞いてみる価値があります。

ほかにも使える制度はシングルマザーが使える手当・助成金一覧にまとめています。

いちばん大きかったのは、お金ではなく情報でした

体験を受けて、いちばん得たものは何かと聞かれたら、情報量と答えます。

  • 受験事情。何組ものご家庭を回っているので、話が集まっていて、しかも分かりやすくまとまっています。「先日伺ったご家庭では、こんなことを言っていました」という一次情報が集まる場所でした
  • ここ数年の傾向。「数学のこの問題は、ここ数年必ず出ています」といった具体的な話です。これは、体験してみないと分かりません
  • 模試の成績の見方。どこを見ればいいのかを教わりました
  • 受験対策用のテキスト。書店では扱っていないもので、少し割引で買えるそうです

私が私立の個別相談で聞いてきた話を伝えると、そこからさらに深い話が返ってきました。こちらが持っている情報を出すほど、返ってくる情報も増えます。

先生は体験のあとで決まり、合わなければ無料で交代できます

担当の先生は、体験のときには決まっていません。性格や理解度、こちらの希望に合わせて、これから決めていくとのことでした。

そのときに言われたのが、希望の幅が広いほど、早く見つかるということです。確認されたのは、この3つでした。

  • 希望の曜日、時間帯
  • 先生の交通手段
  • 希望する性別、年齢層

教科は決めなくて大丈夫でした

意外だったのが、ここです。受ける教科を先に決めなくてもいいと言われました。全教科を見られる先生を選んでくれるそうです。

中学生のうちは、苦手な教科がその時々で変わります。教科を決め打ちにしなくていいのは、ありがたいところでした。

教えるだけでなく、いない間の計画も立ててくれます

家庭教師で心配なのは、先生が来ない日をどう過ごすかです。ここも聞いてみました。

  • 授業の終わりに、次までの宿題を出してくれる
  • 先生がいない間の自主学習の計画も、いっしょに立ててくれる
  • ただしキツキツにはしない。そこは先生と相談しながら決めていく

やり方を親が管理しなくていいのは、働いている身としては助かります。

相性が合わなかったら、無料で交代できます

いちばん聞いておいてよかったのが、これでした。先生が合わなかった場合、無料で交代してもらえます。

ただし、次の先生をキープしておくことはできません。交代をお願いしてから次の先生が見つかるまで、1週間から10日ほど空くことがあるそうです。受験の直前だと、この空白は小さくありません。

交代できるかどうかと、空く期間はどれくらいか。この2つは、申し込む前に聞いておくといいと思います。

先生との相性は、実際に来てもらってからです。そこはまだ、これからになります。

押し売りは、ありませんでした

いちばん心配していたところです。

結果は、押し売りのような感じは一切ありませんでした。断っても、まったく問題なさそうな雰囲気でした。

我が家は、娘が「やりたい」と即決したので申し込みました。

読者さん

体験だけ受けて帰る、というのもできそうですか?

miho

できると思います。我が家が申し込んだのは、娘が自分で決めたからです。

上の娘のときは、家庭教師に1年お願いしました。そのときのことは大学受験にかかるお金に書いています。先生と気が合ったこと、途中で1教科だけ塾も併用したこと、申し込む前に決めておくとよかったことをまとめました。

上の子のときは、体験授業に5か所行きました

体験授業そのものについて、もうひとつ書いておきたいことがあります。

上の娘の塾探しのときは、体験授業に5か所行きました。

  • たまたま英検の直前だったので、その対策をしてもらえたところがありました
  • 塾の雰囲気や、先生との相性を見ながら、勉強も教えてもらえます
  • 受験までの計画表を、簡単に作ってくれたところもありました

申し込むかどうかは、また別の話です。それでも動いてみること自体で、見える範囲が広がりました。そう思った記憶があります。

まとめ

  • 体験は90分。好きなことの話 → 今の位置の確認 → 少しだけ授業、という流れでした
  • 少しだけ授業には、その子に合う先生を選ぶための確認という意味もあります
  • 料金は入会金・保証料・月額サポート料・授業料・交通費の5つに分かれていました
  • 保証料はやめるときに戻るお金。授業料はやった時間の分だけかかります
  • ひとり親家庭の支援で、入会金が半額になりました
  • 先生は本人の希望と相性を見て選んでもらえます。教科を決めなくても、全教科みてもらえます
  • 合わなければ無料で先生を交代できます(次が見つかるまで1〜2週間空くことも)
  • 押し売りはありませんでした
  • いちばん大きかったのは、受験の情報と、模試の成績の見方
  • 教科は決めなくてよく、全教科を見られる先生を選んでもらえます
  • 先生がいない日の自主学習の計画も、いっしょに立ててもらえます
  • 合わなければ無料で交代できます。ただし次が決まるまで1週間から10日ほど空くことがあります
  • 塾か家庭教師かは、その子の性格によります。我が家は本人が家庭教師を望みました

塾なしで来た娘が、自分で「やってみる」と決めました。お金を用意しておいたのは、この日のためでもあります。

今日の1つ

気になっている塾や家庭教師があれば、体験授業を1つだけ申し込んでみましょう。

申し込むかどうかは、そのあとで決めて大丈夫です。我が家のときも、断れる雰囲気でした。

そのときに、「ひとり親の割引はありますか」と一言だけ聞いてみてください。かかる時間は5秒です。

全部を今日やろうとすると、たいてい何もしないまま終わります。1つだけなら、今できます。

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